GW後半は東京で美術館のはしごをしてきました。
ウイーン・モダン 国立新美術館
クリムト展 東京都美術館
国宝 東寺 国立博物館
コルビジェ展 国立西洋美術館
と回ってきました。お目当てはクリムト展。超有名な「接吻」は展示されていませんでしたが、良い作品が多数展示されていました。「ウィーンモダン」を見てから「クリムト展」を見るとクリムトをより深く理解できる構成になっている様です。ご覧になる方はクリムト展の前に、ぜひ国立新美術館の「ウィーン・モダン」をご覧になることをお勧めします。
それにしてもGWどこに行ってもすごい人出でしたね。田舎に住んでいると、人混みは応えます。ほんと疲れました。今度は人のいない、深山にでも出かけたいですね。 でも、自宅でネコ2匹とまったりが一番かも。
オチョ君は横着者でめったに、けづくろい(グルーミング)をしません。おかげで、この前お風呂に入れたのに、もうボサボサ。もう一回お風呂にいれようかな〜?
シャリちゃんはグルーミング大好きで毎日お手入れしているので、お肌(毛並み)ツヤツヤです。兄弟なのにえらい違いですね。シャリちゃん、足長、小顔、鼻高で、完全なモデル体型ですね(親のひいき目かも?)。
どこかからモデルのオファーが来ませんかね? ま、ネコのファッションショーはありませんから、ウォーキングレッスンは必要ないかな。
GWを利用して関西に出かけてきました。お目当てはフェルメールと曜変天目茶碗。
まずは、フェルメール展を開催中の大阪市立美術館へ。今回は世界中に現存するフェルメール35作品のうち、6点を展示する大規模な展覧会です。同時代のオランダ絵画も多数展示されていましたが、さすがフェルメールは構図、色彩ともに一歩ぬきんでています。お昼に大阪名物、ソース二度漬け禁止のアレを食べて、奈良に向かいました。
曜変天目茶碗は世界に3点しかない中国製の希少な茶碗。3点すべてが日本にあり(中国では破片しか発見されていません)、その3点すべてが国宝というすばらしい名器です。今回、奈良国立博物館で展示されている茶碗は徳川家康所蔵のもので、3点の曜変天目茶碗の中でも特に美しく、まさに世界ナンバーワンの茶器と言える椀です。
茶碗の前には長蛇の列が出来ていましたが、辛抱強く並んで、じっくり観察してきました。まさに茶碗の中に宇宙が表現されているとしか言えない絶品。製法はいろいろ研究されているようですが、未だに不明というところにも好奇心をかき立てられます。皆さんもぜひご覧下さい。鹿もかわいいですよ。
院長は宇部市医師会の理事をしています。会議で山口県医師会館に行ったついでに、瑠璃光寺の桜を見に行ってみました。ちょうど満開で桜に五重塔が映えますね。さすが、国宝です。司馬遼太郎の「街道をゆく」の中の「長州はいい塔を持っている」の名文が思い出されます。
下の写真は宇部トキワ公園の桜並木です。こちらも満開。良い天気、良い季節です。